今藤　政太郎　Official Website

第7回「明和期（1764〜1772）の長唄を考える 〜明和7年（1770）正月の二興行より」

御代松子日初恋 ( みよのまつねのひのはつこい )（市村座）
解　説：配川美加、古川諒太
復　曲：今藤政貴
作　調：田中佐幸
笛作調：福原徹


春宝東人形 ( はるたからあずまにんぎょう )（中村座）
解　説：配川美加、古川諒太
復　曲：松永忠一郎
作　調：田中佐幸
笛作調：福原徹

（演奏）
唄
今藤政貴、杵屋正則、杵屋勝英治

三味線
松永忠一郎、今藤政十郎、今藤龍十郎

囃子
田中佐幸、藤舎清之、梅屋右近

笛
福原徹

第二回
ききて：松竹株式会社 常務取締役 岡崎哲也

「綱館」
（平成19年6月　千代田区主催「人間国宝の会」）
出演
唄
鳥羽屋　里長（人間国宝）
鳥羽屋　文五郎（現・鳥羽屋三右衛門）
今藤　政貴

三味線
今藤　政太郎
今藤　美治郎
今藤　政十郎

笛
鳳聲　喜三雄

小鼓
堅田　喜三久（人間国宝）
堅田　良道

大鼓
堅田　喜三郎

太鼓
堅田　新十郎


「武原はん　道成寺乱拍子」
（政太郎秘蔵お宝映像）
出演
笛
藤舎　名生

小鼓
六世 藤舎　呂船

大鼓
三世 中村　壽鶴

第一回　「賤機帯」（平成28年1月 国立劇場邦楽鑑賞会）
　　　　　今藤政太郎最後の邦楽鑑賞会出演映像視聴とおはなし
賤機帯
出演
唄
東音　宮田哲男
東音　谷口之彦
東音　山口太郎
東音　小澤拓也
東音　鈴木崇晃

三味線
今藤　政太郎
今藤　美治郎
今藤　長龍郎
今藤　政十郎

上調子
東音　宮田由多加

笛
鳳声　晴之

小鼓
堅田　喜三久
藤舎　呂裕

大鼓
堅田　喜三郎

太鼓
堅田　新十郎

ゲスト
東音　宮田哲男（人間国宝）
今藤　美治郎
堅田　新十郎

第一部　めりやす二題
〈おはなし①〉宝暦期の「めりやす」　◆古井戸秀夫
〈演　　奏①〉「花の縁」（宝暦三年初演）　
　　　　　　　復　曲：今藤政太郎　今藤政貴
　　　　　　　唄　　：今藤政貴　杵屋佐喜
　　　　　　　三味線：今藤美治郎　今藤政十郎

〈おはなし②〉音楽から見る「めりやす」と復曲の実際　◆配川美加　今藤政貴　松永忠一郎
〈演　　奏②〉「松むし」（宝暦十二年初演）　
　　　　　　　復　曲　 ：松永忠一郎
　　　　　　　唄　　　 ：杵屋佐喜
　　　　　　　三味線　 ：松永忠一郎　松永忠三郎　
　　　　　　 （上調子）：今藤政十郎

第二部　特別企画「三日転愛哀死々」
〈おはなし〉作品をめぐって　◆織田紘二 　今藤政太郎
〈演　　奏〉「しに行　三日転愛哀死々」　 　　　　　　　
　　　　　　 作曲：今藤政太郎
　　　　　　 ツナギ合方作曲：松永忠一郎 　　　　　　　
　　　　　　 作　調：田中佐幸
　　　　　　 唄　　：今藤政貴　杵屋佐喜
　　　　　　 三味線：松永忠一郎　松永忠三郎
　　　　　　 囃　子：田中佐幸ほか

・「キリエ」　生演奏
　作曲：福原徹
　出演：今藤政貴（歌）、福原徹（笛）

・おはなし
　今藤政太郎、福原徹、今藤政貴

・「死者の書」　映像による演奏（「第3回今藤政太郎作品演奏会」にて収録。2017年12月 紀尾井ホール）
　原作：折口信夫
　脚色：金子泰
　作曲：今藤政太郎・清元栄吉・今藤政貴・奥田祐
　出演：今藤美知、中川綾、今藤政貴、今藤長一郎、東音味見純、杵家弥佑、 杵屋巳之助、今藤龍之右、
　杵屋利次郎、杵屋三瓶、今藤政子、今藤美知央、 杵屋勝理恵、東音小林百合、東音守屋沙弥香、
　萩岡松柯、樋口麻理子、坂本圭子、稲葉美和（以上唄） 清元美治郎、松永忠一郎（以上三味線）、
　東野珠実（箜篌）、中川敏裕（箏）、 吉田敏乃（十七絃）、藤舎清之、望月太津之、
　望月秀幸（以上打楽器）、 中川善雄（笛）

シリーズ-昭和の名曲を聴く①
「しづかな流」 （昭和34年）
作：中 勘助／作曲：三世 今藤 長十郎、松原 奏風（清元 梅吉）

戦後復興期を経て、活気にみちた昭和30〜40年代、邦楽界はまさに創作 花ざかりの時代であり、いわゆる“古典”にも負けないような名曲がいくつも生まれました。
しかしながら、その後の時代の流れのためか、そうした名曲たちがあまり世間に認知されていないのは残念なことです。
そこで創作のキモでは 「昭和の名曲を聴く」と題し、この時代の曲の中でも選りすぐりの作品を紹介しつつ、その真髄に迫ります。
シリーズの第一回では、三世今藤長十郎・松原奏風（清元梅吉）両師の合作にして傑作「しづかな流」を取り上げ、時代の生き証人である今藤政太郎同人と米川敏子同人が、創作第三世代のリーダー格の今藤美治郎同人の司会と共に、作品の生まれた背景や、名曲たる所以をお話しします。

おはなし：今藤 政太郎、米川 敏子

「今藤政太郎作品演奏会」も五回目を迎えることになりました。 このたびはまずぼくの作品の中から、万葉集に材を採られた竹田真砂子先生作『螢』を令和にちなみ新たな気持で向き合い上演したいと思います。また復曲プロジェクトと 致しましては、先年フランス国立図書館で見つかった長唄正本により、『水仙丹前』の 元曲を含む『室咲京人形』をお聴きいただきます。最後はおなじみの処女作『六斎 念仏意想曲』です。今回は豪華ゲストをお迎えして賑やかに演奏致します。 皆さまのお越しをお待ち致しております。

一、 螢 ( ほたる )
作　：竹田真砂子
作曲：今藤政太郎
作調：藤舎呂船
出演：今藤政貴、今藤政子、今藤長一郎／今藤美治郎／清元美治郎 ほか

二. 室咲京人形 ( むろざききょうにんぎょう )
復元作曲：今藤政太郎、今藤政貴、松永忠一郎
作調：田中 佐幸
出演：杵屋秀子、杵屋三澄／今藤長一郎、今藤長龍郎／杵屋直𠮷、杵屋栄八郎、松永忠一郎／田中佐幸 ほか

三. 六斎念仏意想曲 ( ろくさいねんぶついそうきょく )
作曲：今藤政太郎
出演：〈太鼓〉松本幸四郎、尾上菊之丞、尾上紫、今藤政子
　　　〈三味線〉藤間勘十郎 ほか若手精鋭

「復元作曲・復曲」の第4弾「江戸鹿子男道成寺（えどがのこ おとこどうじょうじ）今藤藤長一郎さん、今藤美治郎さんらの演奏で。 杉昌郎さんとの「船渡聟」を、杵屋直吉さん、杵屋栄八郎さんらの演奏で。 「小品歌曲集」は、富士田新蔵さん、杵屋秀子さんたちに唄ってもらい、富山清琴さん、米川敏子さんたちにもご出演いただいて。 招待作品として、昨年の創邦21作品演奏会で発表された「鵺」を（改訂初演）。

一、 鵺 ( ぬえ )
作詞：金子泰貴
作曲：松永忠一郎、今藤政貴、福原徹

二. 江戸麑子男道成寺 ( えどがのこ おとこどうじょうじ )
復元作曲：今藤政貴、松永忠一郎、今藤政太郎
作調：田中 佐幸

三.小品歌曲集
願人坊」「面白の」「初夏の風」「鬼ごと」「秘曲」
作曲：今藤政太郎

四.船渡聟
作：杉昌郎
作曲：今藤政太郎

「六斎念仏意想曲」を、三味線22人の大編成にて行います。

一.六斎念仏意想曲
作曲：二世 今藤政太郎

二.楠公
作曲：十三世 杵屋六左衛門

三.吾妻八景
作曲：四世 杵屋六三郎

四.綱館之段
作曲：三世 杵屋勘五郎

親友であった杉さんとの作品を録音で聴きながら、織田紘二さんとお話をしながら、杉さんを偲びます。

一.長篠の月「戦塵抄」より
作：杉昌郎
作曲：今藤政太郎

二.みにくいあひるの子
アンデルセン童話より
脚色：杉昌郎
作曲：今藤政太郎

三.船渡聟
作：杉昌郎
作曲：今藤政太郎

〈おはなし〉
今藤政太郎×織田紘二（日本芸術文化振興会顧問）

一、 長唄 「早咲賤女乱拍子」 ( はやざきしづのらんびょうし )
復元作曲：今藤 政太郎、松永 忠一郎、今藤 政貴
作調：田中 佐幸

二、小品歌曲集
「恋愛天文学」「思ひあふれて」「水彩風景」
「はつなつ」「海邊の戀」
作曲：今藤 政太郎

三、死者の書
原作：折口 信夫
脚色：金子 泰
作曲：今藤 政太郎、清元 栄吉、今藤 政貴、奥田 祐

四、六斎念仏意想曲
作曲：今藤 政太郎

鵺
作詞：金子 泰
作曲：今藤 政貴、福原 徹、松永 忠一郎

心響
作曲：今藤 長龍郎

賢治三篇　～宮沢賢治文語詩稿より
作曲：清元 栄吉

心月
作詞：武政 千子
作曲：米川 敏子

鶴　一やくそく一
脚色：金子 泰
作曲：今藤 美治郎
作調：藤舎 貴生

京七小町
作　：駒井 義之
作曲：今藤 政太郎
作調：四世 藤舎呂船、堅田 喜三久

長唄「 馴初舟の内 ( なれそめふねのうち ) 」
復元作曲：今藤 政太郎、松永 忠一郎、今藤 政貴
作調：田中 佐幸

卒塔婆小町
作　：杉 昌郎
作曲：今藤 政太郎
作調：藤舎 呂船

能楽囃子による組曲
作曲：今藤 政太郎

天　泣
作曲：米川敏子

蝉丸二題
作詞：金子 泰
作曲：松永忠一郎・福原 徹

異聞石橋
原案・構成：今藤政貴
作詞：金子 泰
作曲：今藤政貴・今藤政太郎・杵屋淨貢

魔愚魔
作詞：金子 泰
作曲：杵屋巳太郎
作調：藤舎呂英

月　夜
詩：島崎藤村
作曲：今藤美治郎

顔（おもて）
作詞：金子 泰
作曲：今藤長龍郎・清元栄吉

六斎念仏意想曲
作曲：今藤 政太郎

長唄「 剱烏帽子照葉盞 ( けんえぼしてりはのさかづき ) 」
作曲：今藤 政太郎、松永 忠一郎、今藤 政貴
作調：田中 佐幸

語り物「雨」
作：井上 ひさし
脚色：海津 勝一郎
作曲：今藤 政太郎
演出：駒井 邦夫

「梅若涙雨」
作詞：金子 泰　作曲：松永 忠一郎　作調：藤舎 呂英
「からんくにゆき」
作詞：塩田 律　作曲：今藤政太郎、杵屋淨貢、清元栄吉
「キリエ」
作曲：福原 徹
「ほら男爵の大冒険」
作・ビュルガー　脚色：竹柴 潤一　作調：杵屋 巳太郎
「大岡信 折々のうた から」 　
構成：金子 泰　作曲：今藤長龍郎、今藤美治郎、米川敏子

日本舞踊協会関西支部
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「キッズ伝統芸能体験」事務局
TEL　03-5909-3060
FAX　03-5909-3061
E-mail　wageiko@geidankyo.or.jp

2009年8月、国立能楽堂での開講式から始まった和のお稽古。今年度は、能楽・日本舞踊・箏曲・長唄三味線の一流の芸術家による指導のもと、8ヶ月間、計21回のお稽古を重ねてきました。古くから伝え育まれてきた心、形、言葉や音に満ちた時間と空間の中で、子供たちは計り知れない多くを吸収しながら、同時に表現する力をつけてきました。
今を生きる「伝統」が、一人ひとりの子供の世界に息づき始めています。

そんな子供たちが、いよいよ、ひのき舞台へ！

今年度の発表会は、2日に分けて、全3回開催します。あわせて、講師を中心としたプロの公演も実施します。子供とプロの両舞台、この機会に、和文化の豊かさ、魅力をご堪能ください。